Starlinkの活用で“どこでも無人化施工” NTT Comが建機の遠隔操縦ソリューション

東京・大手町のNTTコミュニケーションズのオフィス「OPEN HUB Park」に設置された遠隔操縦席

東京・大手町のNTTコミュニケーションズのオフィス「OPEN HUB Park」に設置された遠隔操縦席

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2024年6月6日から、ARAVの建機遠隔操縦システム「Model V」と、5Gや衛星ブロードバンドのStarlink Businessなどの通信環境を組み合わせた遠隔操作/自動化ソリューションの提供を開始した。

Model Vは様々なメーカーの建設機械に後から取り付けて遠隔操縦や自動化を可能にするシステム。Starlinkを通信回線として利用することで山間部や災害地域など、通信環境の構築が困難な場所でも手軽に建機の遠隔操縦・自動化を行える。

NTT Comはこの日、同ソリューションを用いて、東京・大手町にある同社オフィス「OPEN HUB Park」と、約30km離れた千葉県柏市の作業現場との間をStarlink回線で結び、パワーショベルを遠隔操作するデモを報道関係者に公開した。パワーショベルに搭載された4台のカメラの映像を見ながら、オペレーターが土砂の掘削やダンプカーへの積み込み作業を支障なく行えることをアピールした。

遠隔制御されている千葉県柏市の作業現場のパワーショベル

遠隔制御されている千葉県柏市の作業現場のパワーショベル

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