電話対応のためにやむなく出社する──。そんな悩みを解消するのが、クラウドPBXだ。電話システム(PBX)をクラウド上に構築することにより、インターネット環境があれば、場所やデバイスを問わず固定電話環境が利用できるようになる。
クラウドPBXベンダーは国内に数多く存在するが、その中でもユーザー企業から多くの支持を得ているのが、プロディライトが提供するクラウドPBX「INNOVERA」だ。INNOVERAが選ばれる理由はどこにあるのか。
まず目を引くのが、充実した電話機能だ。内線・外線問わず、すべての通話を6カ月間保存できる「全通話録音」機能や、従業員や顧客の連絡先をクラウド上で一元管理できる「クラウド電話帳」などの機能を標準で備える。
スマホでの通話は、モバイルアプリ「INNOVERA Call」をインストールすることで可能になる。通話時間や電話を受発信したデバイスの種類、折り返しの実施有無などもINNOVERAの管理画面から確認できる。固定端末は、グローバルのSIP電話機市場シェアNo.1を誇るYealink社の製品を取り揃えている。
さらに、AIを活用した追加オプション機能も用意する。
例えば、AIが通話録音内容を文字起こししてくれる「INNOVERA Text」や、留守電などの音声メッセージをテキスト化してメールやチャットに転送する「Speech Posting」、音声通話から話し手の感情を5段階で評価する「INNOVERA Emotion」などが利用できる。これらにより、生産性や顧客満足度(CS)向上が期待できる。
今後は多言語翻訳機能など、オペレーターや営業スタッフ等のコミュニケーションを効率化する機能も順次提供予定だ。
各種設定作業はWeb上で簡単操作 多種多様なクラウドサービスとも連携
管理画面の使いやすさも売りだ。前述のオプション追加や営業時間外の音声ガイダンス設定など、Webブラウザ上で管理が行える。「部署や年齢にかかわらず、1回操作してみれば誰でも簡単に設定できます」とプロディライト INNOVERA西日本事業部 マネージャーの福元絵理香氏はアピールする。
クラウドサービスとの連携も進んでいる。kintoneなどの顧客管理システム(CRM)との連携により、着信時にPC画面上への顧客情報のポップアップ表示などが可能になり、「円滑なコミュニケーションを実現できるのが最大のメリットです」と同社 事業管理本部 事業企画管理部 マネージャーの赤坂幸太氏は語る。
(左から)プロディライト 事業管理本部 事業企画管理部 マネージャー 赤坂幸太氏、同社 INNOVERA西日本事業部 マネージャー 福元絵理香氏
また、通話録音管理サービス「FlexPlayer」とも機能連携。これにより、通話録音データの長期保存や、条件を指定して録音データを検索・再生することが可能になる。
「AI機能の強化や他のクラウドサービスとの連携により、お客様がより便利に電話を使っていただけるよう、常に最新の環境を整えています」と赤坂氏は自信をのぞかせる。
プロディライトの知恵と工夫が詰まったINNOVERAは、ビジネスの質を高める“電話のDX”推進の大きな手助けとなるだろう。
図表 他社クラウドサービスとの連携ロードマップ
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