高コスパWi-FiからAIカメラ・スマートロックへ、UniFi製品が拡大中

ライセンスフリーで使える“高コスパなWi-Fi”として人気を獲得してきた米Ubiquitiの「UniFi」シリーズ。その国内代理店であるソネットはワイヤレスジャパン×WTP 2024のブースで、LANスイッチやAIカメラ、スマートロックと急激に拡大するUniFiのラインナップを披露している。200超のUniFiデバイスを一元管理する新ゲートウェイも間もなく国内販売を始める。

法人向けWi-Fiのコストの大部分を占めるライセンス費を無償化することで、コストパフォーマンスの高さを売りに急成長した米Ubiquiti。その「UniFiシリーズ」はLANスイッチ、セキュリティカメラ、スマートロックとラインナップを拡大している(参考記事)。

そして、それら多種多様なUniFiデバイスを「クラウドゲートウェイ」で一元管理できることも、UniFiシリーズの大きなメリットとなっている。様々な拠点に展開したWi-Fiアクセスポイント(以下、AP)やスイッチ、カメラを遠隔から統合管理することが可能だ。

Wi-Fi APやスイッチ等と統合管理できる「UniFi Protectカメラ」

Wi-Fi APやスイッチ等と統合管理できる「UniFi Protectカメラ」

そのUniFiシリーズの販売代理店であるソネットブースには、間もなく国内で販売を開始する新製品も含めて、各種のUniFiデバイスが展示されている。以下、目玉となるソリューションを紹介しよう。

メッシュWi-Fi、VPNルーターにもなる新型ゲートウェイ

1つめの目玉は、先述の「UniFiクラウドゲートウェイ」だ。

UniFiデバイスを一元管理するコントローラーの役割を担いつつ、Wi-Fi 6 APを内蔵したモデルやメッシュWi-Fiが構築できるモデル、複数拠点を接続するVPNルーター機能を備えるモデルなどが揃っている。例えば、手のひらサイズの「UniFi Express UX」はWi-Fi 6 APを内蔵。拠点内に数個を配置してメッシュWi-Fiが構築できる。

「UniFiクラウドゲートウェイ」のラインナップ

「UniFiクラウドゲートウェイ」のラインナップ

間もなく国内販売を開始する予定の「UDM Pro Max」は、200台超のUniFiデバイスを一元管理できるキャパシティが売りだ。加えて、これらのクラウドゲートウェイには、簡単な操作で拠点間ネットワークを構築できるVPN機能「Site Magic」も実装されている。管理画面で接続したい拠点にチェックを入れてConnectボタンをクリックするだけで最大5拠点を安全に接続できる。

ソネットブースでは新製品のスマートロックも披露された

ソネットブースでは新製品のスマートロックも披露された

また、ソネットブースには新製品のスマートロックも展示されている。カードや電子タグをかざして解錠するほか、UniFiの管理コンソールから遠隔操作で解錠することもできる。これも、Wi-Fi APやカメラ等とともに一元管理することが可能だ。

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