NTT Comら3者、福島県浪江町で「みまもり電球」による高齢者見守りサービスを開始

NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)、浪江町社会福祉協議会、NTTレゾナントの3者は、福島県双葉郡浪江町において、通信SIMを内蔵したIoT電球とスマートフォンアプリなどによる自治体向けの高齢者見守りサービス「みまもり電球」を2021年4月1日より開始する。

「みまもり電球」を家の玄関やトイレなどに通常の電球と同じように取り付けるだけで、点灯記録が自動でサーバーに蓄積される。みまもり電球が長時間消灯、あるいは点灯していた場合は、スマートフォンアプリやメールで浪江町社協の福祉担当者に通知が届く。また、専用の管理画面で点灯履歴一覧を閲覧できる。


見守りイメージ

これにより一人暮らしの高齢者の生活に異変がないかを、プライバシーに配慮しながら簡単・安価に把握できるほか、複数の高齢者の状況を一元的にチェックすることが可能となる。

価格は、電球1個あたり月額638円(税抜580円)から。サーバーと通信するための費用も含まれており、どれだけ使っても月内は定額。


IoT電球のイメージ

「みまもり電球」は、NTTレゾナントが運営する高齢者向け見守りサービス「goo of thingsでんきゅう」のシステムを活用し、提供している。NTT Comはこれを法人・自治体などへ展開し、導入や運用に係るコンサルティングやマネジメントを担っている。既に青森県むつ市など複数の自治体で実証事業を展開しており、自治体の見守り活動の効率化を支援しているという。

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