NTTがスタートアップ協業プログラム「NTT Startup Challenge 2025」 東南アジアの新規事業創出へ

NTTが今年も「NTT Startup Challenge」を開催する。東南アジアのスタートアップとの協業による新規事業の創出を目的としたプログラムだが、今年は規模をより拡大して実施。韓国・台湾・香港のスタートアップとの協業や、レイターステージのスタートアップや現地企業とのパートナーシップも強化する。

“推進制”マッチングプログラムを新設

今年のPitch Dayでは、東南アジア諸国に加え、韓国・台湾・香港のスタートアップにも応募を呼びかける。これにより、「協業可能性の幅を広げられると考えている」とNTT グローバルビジネス部門 担当部長の杵渕保敬氏は説明。また、業界・業種等などのセクター条件を設定せず、あらゆるスタートアップからの応募を受け入れるとした。

NTT Startup Challenge Pitch Dayの概要

NTT Startup Challenge Pitch Dayの概要

新たな試みであるパワーマッチングプログラム「NTT Startup Challenge Partnership Day」(以下、Partnership Day)もシンガポールで実施予定だ。

Pitch Dayがアーリー~ミドルステージのスタートアップとの協業推進を目指しているのに対し、Partnership Dayは「東南アジアで新規事業を展開したいNTTグループ企業の課題に対し、それを解決しうるレイターステージのスタートアップや現地企業を“推薦制”でマッチングする」(杵渕氏)プログラムになっているという。

NTT Startup Challenge Partnership Dayの概要

NTT Startup Challenge Partnership Dayの概要

さらに、NTTグループ企業向けに、東南アジアのベンチャーキャピタル(VC)によるアドバイザリーコンサルティングプログラム「VC Advisory」をあわせて開催。NTTグループ各社の海外新規事業の底上げが狙いにあるとのことだ。

これらのプログラムを通じ、「東南アジアの社会課題を解決する新規事業を推進していきたい」と杵渕氏は最後に締めくくった。

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。