“推進制”マッチングプログラムを新設
今年のPitch Dayでは、東南アジア諸国に加え、韓国・台湾・香港のスタートアップにも応募を呼びかける。これにより、「協業可能性の幅を広げられると考えている」とNTT グローバルビジネス部門 担当部長の杵渕保敬氏は説明。また、業界・業種等などのセクター条件を設定せず、あらゆるスタートアップからの応募を受け入れるとした。
NTT Startup Challenge Pitch Dayの概要
新たな試みであるパワーマッチングプログラム「NTT Startup Challenge Partnership Day」(以下、Partnership Day)もシンガポールで実施予定だ。
Pitch Dayがアーリー~ミドルステージのスタートアップとの協業推進を目指しているのに対し、Partnership Dayは「東南アジアで新規事業を展開したいNTTグループ企業の課題に対し、それを解決しうるレイターステージのスタートアップや現地企業を“推薦制”でマッチングする」(杵渕氏)プログラムになっているという。
NTT Startup Challenge Partnership Dayの概要
さらに、NTTグループ企業向けに、東南アジアのベンチャーキャピタル(VC)によるアドバイザリーコンサルティングプログラム「VC Advisory」をあわせて開催。NTTグループ各社の海外新規事業の底上げが狙いにあるとのことだ。
これらのプログラムを通じ、「東南アジアの社会課題を解決する新規事業を推進していきたい」と杵渕氏は最後に締めくくった。