リモコンにボタンは3つだけ――ライフサイズが“誰でも使える”ビデオ会議の新シリーズ

HD対応ビデオ会議システムを提供するLifeSize(Logitech傘下)の日本法人であるライフサイズ・コミュニケーションズは2013年2月21日、新製品「LifeSize Icon(アイコン)シリーズ」を発表した。本シリーズは、同社が「Smart Video(スマートビデオ)」と呼ぶ新コンセプトに基づく製品。「ビデオ会議を使ったことのない人でも、誰もが簡単に使えるようにする」ことを目指して開発されており、「ビデオコミュニケーションを会議以外の用途にも広げていく」と、日本代表の櫻場良幸氏は狙いを語った。

ライフサイズ・コミュニケーションズ日本代表の櫻場良幸氏 新たに販売を開始する「LifeSize Iconシリーズ」

製品の最大の特徴はインターフェースのシンプルさ、操作の簡便さだ。接続先や仮想会議室を選択する、相手を呼び出す、画面表示のレイアウトを変更するといった、ビデオ会議を使用する際のさまざまな操作を徹底的に簡素化。その結果、リモコンは十字キーと決定ボタン、ミュートボタンのみがあるシンプルなものとし、画面上に表示される簡易なメニューを選ぶだけですべての操作が可能になっている。

ライフサイズ・コミュニケーションズ シニア セールス エンジニアの関根徹氏 すべての操作は、画面上に表示されるメニューから行えるため、リモコンには十字キーと決定ボタン、ミュートボタンのみが配置されている

シニア セールス エンジニアの関根徹氏は、「リモコンに目を落とさずに画面を見ているだけで、なんとなく操作できてしまう。これが従来との一番の違いであり、ユーザー体験が変わる」と紹介。直感的に使える操作性をアピールし、「これによって、会議だけでなく多様な用途、場面でビデオが使えるようになる」と話した。

ディスプレイ上部に表示されるメニューからリモコンの十字キーで目的とするアクションを選ぶ。予めスケジュールが設定されている会議や、現在開催中の会議を選ぶだけで参加が可能
多地点接続の場合にレイアウトを変更したいときは、画面上部に表示される複数のパターンから好みの画面配置を選択する

もう1つ、低廉な価格設定も特徴だ。今回、販売を開始する「LifeSize Icon 600」は、最高1080p60のフルHD画質に対応し、パン/チルト/ズーム(10倍)カメラ付きと一般的なビデオ会議端末と同程度のスペックながら、米国では3000ドルを切る価格で提供されているという。国内では、販売パートナーが価格を決定するが、同程度の水準で販売される見込みだ。なお、端末や会議スケジュール等の管理を行うサーバーソフトウェア「LifeSize UVC Manager」のライセンスも付属しており、これを汎用サーバー等で運用すれば、低コストにビデオ会議が導入できる。

LifeSizeは、これまでビデオ会議市場においてアプライアンス製品として提供されてきた多地点接続装置(MCU)や録画/ストリーミング配信機器、ファイアウォールやNATトラバーサル装置をソフトウェア化し、仮想アプライアンスとして導入、運用できる「LifeSize UVC プラットフォーム」を提供している。こうした機能を利用したい場合は、各ソフトウェアを導入することで、機能の拡張が容易に行える。

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