ソラコムと松尾研究所、生成AIによるIoTデータ利活用を支援するサービス開始

ソラコムと松尾研究所は2025年3月31日、IoTデータの利活用を加速するため、生成AIを組み合わせたプロフェッショナルサービスの提供を開始すると発表した。両社が2024年7月に共同設立した「IoT × GenAI Lab」の取り組みで得た成果を基に、企業の業務効率化と自動化を支援する。

提供を始めるのは「IoT × GenAI Labプロフェッショナルサービス」。同ラボの知見に基づき、IoTと生成AIの導入からPoC、さらに実運用に至るまでを包括的に支援する。具体的には、システム設計からAIアルゴリズム開発、データ傾向分析や異常検知、プロンプト最適化、LLM(大規模言語モデル)の導入支援、クラウド連携による自動制御システムの構築など、多岐にわたるサポートを提供するという。

同サービスでは幅広いユースケースを想定する。例として、製造業では設備の異常検知とメンテナンスの自動化、建設・インフラ分野では点検結果の自動分析とレポート作成、エネルギー管理では電力消費の最適化、サービス業では作業報告の自動生成などが挙げられ、あらゆる業界で業務効率化とコスト削減を実現するとしている。

なお、2024年7月に発表した両社と三菱電機によるIoTと生成AIを応用した空調機器制御の実証実験(参考記事)は同サービスの先行事例に位置づけられている。

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