大阪・関西万博でIOWN APN活用し映像リモート制作 パナソニック「KAIROS」提供

パナソニック コネクトは2025年2月20日、4月からの大阪・関西万博会期中にNTT西日本が提供する「All-Photonics Connect powered by IOWN」を利用したリモートプロダクションに、同社の「KAIROS(ケイロス)オンプレミス」が活用され、在阪放送局で共同利用されることを発表した。

万博会期中における「KAIROS」の提供イメージ

万博会期中における「KAIROS」の提供イメージ

KAIROSは中継先と制作拠点をIPネットワークで結ぶ映像制作手法であるリモートプロダクションや、同一の機材や素材を複数拠点で共有して利用するリソースシェア等を提供する映像制作ソリューション(参考記事)。

今回、NTT西日本グループのデータセンターにスイッチャーとしてメインフレーム「Kairos Core 200(AT-KC200T)」を設置し、データセンター・万博会場・放送局をIOWN APNの技術を活用したAll-Photonics Connectで接続することにより、リモートプロダクションの環境を提供する。

具体的には、万博会場で撮影した映像・音声をMoIP(Media Over IP)でKairos Coreに集約。放送局のオペレーターは局内に設置されたコントロールパネル「Kairos Control」を用いて映像切替を実施するなど、現地に行くことなく制作オペレーションを行うことが可能になり、従来現地の拠点で行っていたのと同様の操作性・効率性を目指すとしている。

関連リンク

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。