NTT島田社長「ドコモの通信品質は4月以降に向上」 ディープシークや社名変更にも言及

NTTが2024年度第3四半期(3Q)の決算会見を開催。3Qまでの連結業績は増収減益となった。また、通信品質に関して問われた島田社長は、「5G(Sub6)基地局を約15%増やした。4月くらいには結果として表れるだろう」と語った。そのほか、ディープシークや社名変更についても言及した。

NTTは2025年2月7日、2024年度第3四半期(3Q)の決算会見を開催した。

NTT 代表取締役社長 社長執行役員 島田明氏

NTT 代表取締役社長 社長執行役員 島田明氏

3Qまでの営業収益は前年度比3.4%増の10兆497億円、営業利益は同5.9%減の1兆3992億円の増収減益となった。

3Q 連結決算の状況

3Q 連結決算の状況

セグメント別に見ていくと、ドコモグループを対象とする総合ICT事業の営業収益は、モバイル通信サービス収入が減少した一方、スマートライフ事業(非通信事業)における金融決済領域が堅調で増収となったものの、営業利益は顧客基盤の強化に向けた施策等により減益だった。

地域通信事業は、NTT東西のネットワーク収入の減少に加えて、前年度に実施したノンコア資産のスリム化による反動等により、減収減益となった。

NTTデータグループによるグローバル・ソリューション事業の営業収益は、為替の影響や国内における公共・金融・法人分野が堅調で増収。営業利益は海外におけるデータセンター(DC)事業等が功を奏し増益となった。

3Q セグメント別の状況

3Q セグメント別の状況

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