NTT Comと大和ハウス工業、ドローンやAIを活用した物流施設管理サービス開発へ

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)と大和ハウス工業が、物流施設管理サービスの開発に着手する。ドローンで撮影した画像をデータ統合プラットフォームにアップロードし、AIが画像解析を行うことで設備の損傷や不審物などを検知できる仕組みを目指す。

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)と大和ハウス工業は2024年3月18日、ドローンやAIを活用した物流施設における無人点検管理サービスに関する記者説明会を開催した。

近年、物流施設の大型化や、建物管理者の人手不足に伴い、施設点検管理の負担が増大している。また、設備損傷などによる事故や業務の滞りを防ぎ、従業員やドライバーの安心・安全を確保することも不可欠だ。

これらの課題を解決するべく、NTT Comと大和ハウス工業は昨年8月より業務提携を結び、物流施設の点検業務効率化に取り組んできた。「設備損傷をいち早く検知して手を打つことは、倉庫を提供する立場としての社会的責務だと考えている」と大和ハウス工業 建築事業本部 担当部長の石川一郎氏は強調した。

(左から)NTT Com 関西支社 第二ビジネスソリューション営業部門 主査 村川幸則氏、大和ハウス工業 建築事業本部 担当部長 石川一郎氏

(左から)NTT Com 関西支社 第二ビジネスソリューション営業部門 主査 村川幸則氏、大和ハウス工業 建築事業本部 担当部長 石川一郎氏

具体的には、自律飛行型ドローン「Skydio2+」とAIを活用した、無人点検管理サービスの開発である。Skydio2+が撮影した画像データをAIで解析することによって、設備の損傷や不審物などを検知できる仕組みを目指しているという。

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