ソフトバンクと日建設計がスマートビル新会社 設計支援からビルOS/アプリの提供まで

ソフトバンクと日建設計は、スマートビル支援の新会社「SynapSpark(シナプスパーク)」を設立する。スマートビルの設計支援から、ビルOSとそのOS上で動作するアプリケーションの企画・提供までを手掛ける。

脱炭素化や省人化、セキュリティ強化など、ビル単独では解決できない課題の解決に資するソリューションとして、スマートビルが注目を集めている。

一方、既存ビル内部の設備システムは外部アプリケーションとの連携が難しい。スマートビルに必要なビル設備とデジタル化の両方に精通した人材も不足しており、日本におけるスマートビルの構築・活用は限定的になっているのが現状だ。

この状況を打破すべく、ソフトバンクと日建設計は、スマートビル支援の新会社「SynapSpark(シナプスパーク)」を設立し、2023年12月1日より事業を開始すると発表した。

「日建設計は誰よりもビルを知り尽くしている。事業規模、設計資産の数など、日本でナンバーワンの企業だ。日建設計以外と組むことは考えられなかった」。ソフトバンク 代表取締役 社長執行役員兼CEOの宮川潤一氏は、2023年10月25日に開催された記者説明会で協業の背景をこう話した。

サムネ

(左から)日建設計 代表取締役社長 社長執行役員 大松敦氏、SynapSpark 代表取締役社長 沼田周氏、ソフトバンク 代表取締役 社長執行役員兼CEO 宮川潤一氏

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