FMCは自社内の通話を無料化するが、外線通話が多い場合はどうすればよいのか。また、FMCは同一契約者の携帯にしか適用できず、グループ企業間での通話が多いケースには無力だ。
こうした場合に有効なのが、NTTコミュニケーションズの「.Phoneユビキタス」だ。同一サービスの契約者や提携プロバイダへ無料で通話できる「050IP電話サービス」のメリットを、PHSで使えるようにしたサービスである。
自社拠点はNTTコムの「OCN.Phone」に加入し、外出する社員が.Phoneユビキタスを使えば、PHS同士とPHS-会社間はすべて無料。また、取引先やグループ企業が同社の050IP電話や提携プロバイダに加入していれば、その間の通話も無料。1回線当たり月額1890円(新.Phoneユビキタスコース(2年割))で利用できる。
また、メール利用料が無料で、PCにモデムとしてつないだ場合(テザリング)のデータ通信が上限2800円と、他にもメリットは多い。
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