無理なくできる ICTコストの減らし方[#06]拠点間・県外通話コストをひかり電話で大幅カット

ICTコストの最適化こそ、企業を強くする第一歩だ。通話料や通信費、機器導入・運用コストをカットする40の秘訣をシリーズで紹介する。今回取り上げるのは、NTT東西の「ひかり電話」である。

電話・FAX・インターネットを1つのブロードバンド回線にまとめて基本料を削減できるうえ、加入電話等に比べて通話料も割安――。NTT東西の「フレッツ+ひかり電話」の組み合わせは、依然として人気が高い。

今年3月末には、フレッツ 光ネクスト対応の大規模事業所向けサービス「ひかり電話オフィスA(エース)」の提供も始まった。個人/SOHO向けの「ひかり電話」、中小企業向けの「ひかり電話 オフィスタイプ」(最大8チャネル32番号)と合わせて、事業規模に関わらずそのコストメリットを活用できる。

オフィスAを例に、その特徴を整理しよう。

月額基本料は1チャネル・1番号で1155円。最大100チャネル・300番号まで対応可能だ(フレッツ光ネクスト ビジネスタイプ利用の場合)。さらに、複数の事業所において同一名義でオフィスAを契約しグループ登録すれば、追加料金なしに、その拠点間の音声通話料が無料になる(NTT東/西をまたがる通話は除く)。

通話料が全国一律(8.4円/3分)であるため、他社への通話についても、特に県外通話が多いケースでは、大きなコスト削減効果が得られる。

また、ボイスワープやナンバー・ディスプレイ、ナンバー・リクエスト、迷惑電話おことわりサービスといった便利な機能が、追加料金不要で標準機能として使える点も嬉しい。

[#01]シンプルかつ使いやすくなった法人向け携帯割引
[#02]FMCでコスト削減と業務効率アップ
[#03]「FMC=大企業」は大間違い
[#04]クラウドPBXでFMCがもっと身近に
[#05]企業間通話を無料化できる「.Phoneユビキタス」
[#07]広げよう「ひかり電話の輪」

月刊テレコミュニケーション2010年9月号から一部再編集のうえ転載(記事の内容は雑誌掲載当時のもので、現在では異なる場合があります)

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