エッジコンピューティングサミット 2018 講演レポート
エッジでのAI分析はどう実現する? その限界は?――CTC 小平氏が講演
エッジコンピューティングでのAI分析は、どう実現すればいいのか――。AI分析のエキスパートである伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の小平啓一氏は、“現場”でのリアルタイム分析に必要な「ストリーム分析」と、それを可能にする“シスコ×SAS”のエッジコンピューティングシステムについて解説した。
250社以上のマルチベンダーの製品を提供している伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)。「当社について、“シリコンバレーの目利き”と聞いたことがある人も多いかと思うが、CTCはマルチベンダーで良い製品を集め、皆様に提供することを使命にしている会社だ」。講演の冒頭、小平啓一氏はまずこのように自社を紹介した。
その選定眼にかなった製品として、CTCが早くから提供してきたのがシスコシステムズとSAS Instituteの製品だ。シスコ製品は1992年から取り扱っており、2018年は国内パートナーに贈られる最高位の賞「Japan Partner of the Year 2018」を受賞した。
また、SAS製品の取り扱いは1994年からで、5年連続で国内No.1の導入実績を持つ。さらに2018年には世界でもNo.1になった。

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC) AIビジネス推進部
AIアナリティクス課 エキスパートエンジニア 小平啓一氏
そのCTCが今、シスコとSASを組み合わせたエッジコンピューティングソリューションの提供に乗り出している。
「エッジコンピューティングに、どうAIを入れていくのか」というニーズへの具体的な解となるものだ。次ページ以降、詳しく紹介していこう。
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