ICT×未来

[特集]働き方改革×デジタルの新・教科書(6)

「Alexa、会議室あいてる?」――音声AIが仕事を変える日

文◎坪田弘樹(編集部) 2018.05.23

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

声で操作するスマートスピーカーの普及により、人と機械のコミュニケーション方法は変わる。その影響はビジネスの現場にも及ぶはずだ。音声AIが仕事のやり方を変える日は意外と早くやってくるかもしれない。

 
スマートスピーカー市場が過熱している。

テクノロジー専門の調査会社米Canalysによれば、2017年の出荷台数は3000万台を超え、2018年には世界で5630万台が出荷される見込みだ。勢いはVRやウェアラブル端末を上回る。国内でも昨年末から「Amazon Echo」「Google Home」、LINEの「Clova WAVE」等が相次ぎ発売され、スマートフォン登場時を彷彿させる盛り上がりを見せている。

これを受けて、スマートスピーカーを仕事に使おうとする動きも出てきた。特に注目されるのが、昨年11月30日に米Amazon Web Servicesが発表した「Alexa for Business」だ。音声AIアシスタント「Alexa」のビジネス版で、企業で必要となるデバイス管理機能を備えており、他社のクラウドサービスとAPIで連携する手段も用意している。「Alexa Skill Kit」を使ってユーザーがプライベートスキルを開発することも可能だ。

Alexa for Businessの日本語版の提供開始時期がまだ発表されていないなか、国産勢も動き出している。

SIerのTISはエーアイと共同開発したスマートスピーカー「AISonare」の金融機関向け提供で凸版印刷と協業。窓口案内、問い合わせ・受付業務に特化したサービスとして提供する計画だ。東京大学発ベンチャーのフェアリーデバイセズも業務用のスマートスピーカー「Tumbler」を開発・提供している。

スマートスピーカー市場をリードするAmazon EchoとGoogle Home。オフィスでも様々な用途で活用が進みそうだ
スマートスピーカー市場をリードするAmazon EchoとGoogle Home。
オフィスでも様々な用途で活用が進みそうだ



オフィスで何ができるかビジネス現場では、手がふさがっている場面や、PC/スマートフォンが手元にない状況での利用が想定される。業務システムと会話して情報を聞き出したり、各種デバイス・設備を操作する。例えば、スケジュールを確認する、会議室の空き状況を聞き予約を入れる、電話をかけるなどだ。

連携が広がれば、一声でオフィスの“支度”をさせることも可能だ。会議室で「Alexa、会議の準備をして」と声を掛けるだけで照明と空調が付き、ビデオ会議が起動して相手を呼び出せば、準備の手間はなくなる。

現段階で「できること」は限られているが、それはスマートフォンの登場時も同じだった。その後、タッチ操作という馴染みやすいインターフェースがビジネス現場に浸透したのと同じ道を「音声インターフェース」も辿ることは容易に想像できる。音声操作には、利用者に高度なリテラシーを要求せず、両手がふさがっていても使えるという明確な利点があるからだ。

スペシャルトピックスPR

1810watchguard
1810macnica
1810prtg

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】エッジコンピューティング最新案内
<Part1>モバイルキャリアが描くエッジ活用 <Part2>NTT東日本のエッジ拠点に潜入 <Part3>MEC標準化の最新動向 <Part4>AWSとAzureのエッジコンピューティング戦略 <Part5>製造業IoTを加速するEdgecross <Part6>エッジコンピューティングを支えるネットワーク

[インタビュー] ●ネットワンシステムズ 荒井透社長COO 
[ビジネス最前線]●SD-WAN×セキュリティで攻勢/●Ubiquitiが仕掛ける価格破壊 [技術&トレンド]●気づかぬ間に給電 [商品特集]●ネットワーク監視/●次世代FW

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー

スペシャルトピックス

ゾーホージャパン低価格フローコレクターで
シスコ機器を使い倒そう!

シスコ機器が備えるNetFlowやIP-SLAを活用し、きめ細やかな監視を!

リバーベッドテクノロジーアプリの体感品質を可視化 そのトラブル解決に留まらない効果とは?

「SaaSのレスポンスが遅い」。IT部門の悩みをリバーベッドで解消!

ライトL3スイッチ「SWX3100-10G」行き詰まる小規模NWを変革しよう

高価なレイヤ3スイッチには手が出ないが……。そんな悩みに、新たな選択肢をヤマハが提供する。

IntelligentAVAIエンジンで未知の脅威も自動検知

ウォッチガードのUTMに、マシンラーニングでマルウェアを検知する「IntelligentAV」機能も加わった。

Gigamon通信事業者での採用実績多数!
セキュリティ機器コストも大幅削減

今注目のネットワークパケットブローカー。そのNo.1メーカーとは?

PRTG Network Monitorネットワーク監視を簡単スタート!

NW監視の重要性は分かっているが、人材も予算も不足――。そんな企業に知ってほしいのが「PRTG」だ。

Big Switch Networksウンザリする運用管理とサヨナラ

大量のスイッチを個別に設定・管理する従来型NW運用を、Big Switch NetworksのSDNで革新しよう!

ユニアデックス次世代のネットワーク運用とは?

先進企業はもう始めている「Big Cloud Fabric」によるネットワーク運用変革を事例に学ぶ。

リボン・コミュニケーションズ多様なリアルタイムコミュニケーションでシームレスな通信を実現!

SBCを強みとする2社が合併して誕生したリボン・コミュニケーションズ

SAS Institute Japanデータ解析、もうやり尽くしたと思うのはまだ早い

さらなる品質改善やコスト削減を実現したあの先進企業とは?

潜伏する脅威をAIが検知!
産業用制御システムやIoTも守備範囲

日商エレクトロニクスのセキュリティ対策が“新ステージ”に突入する!

リボン・コミュニケーションズTeamsの電話機能にいち早く対応
UCを狙ったサイバー攻撃対策も

Microsoft TeamsとPSTNをつなぐリボン・コミュニケーションズ

UNIVERGE Aspire WX電話やUC機能を全方位にカバー
中小企業の多様な働き方を強力支援

NECが5年ぶりの中小向けキーテレフォン「UNIVERGE Aspire WX」

F5ネットワークスセキュリティやGi-LAN仮想化など
モバイルインフラの強化に貢献

5G移行を控えた今、F5ネットワークスはどんな価値を提供できるのか?

アクセスランキング

tc1809
iot24

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2018 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます