ICT×未来

【WTP】急な混雑をバケツリレーで解決、KDDI研がD2D通信のデモ

文◎太田智晴(編集部) 2016.05.26

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

KDDI研究所のブースでは、「5G無線通信時代に向けたD2D通信を活用した安定・高速通信」という研究開発が紹介されている。

「5G無線通信時代に向けたD2D通信を活用した安定・高速通信」
「5G無線通信時代に向けたD2D通信を活用した安定・高速通信」の概要

 

D2Dとは、Device to Deviceの略。基地局-デバイス間ではなく、デバイス同士の通信を意味するが、例えばこんなシーンで役立つという。交通機関の乱れで、普段はそれほど乗降者が多くない駅が急に混雑。携帯キャリアは普段のトラフィックに合わせて基地局を整備しているので、ネットワークにつながりにく状況が発生した。

こんなとき、近くにあるWi-Fiスポットや大容量の基地局などの「スポットエリア」との間を、端末同士がD2D通信でバケツリレーのように中継。さらに、通常の「広域エリア」の通信も併用することで、快適な通信を実現できる。

「5G無線通信時代に向けたD2D通信を活用した安定・高速通信」
「5G無線通信時代に向けたD2D通信を活用した安定・高速通信」の技術的特徴

D2D通信は従来からあるが、「広域エリア」と「スポットエリア」の併用はできず、通信品質の安定化が難しかった。

端末間の通信にはWi-Fiやミリ波などを利用する。中継は複数段にわたって行えるが、ホップ数は「2〜3段くらいが実用的」だという。

ちなみに説明員によれば、「中継するユーザーには、何の得があるのか」とよく質問されるそうだ。これに対する答えは次の通り。「困ったときはお互い様と考えてもらうのが一番だが、中継するとポイントを付与するといったアイデアもあるだろう」

実用化時期については未定だが、5Gの始まる2020年には実現したいという。

スペシャルトピックスPR

moconavi1807
sun1807
ribbon1809

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】IoTの大冒険! 海、山、体内へ
<海のIoT>ワイヤレスIoTで漁業は成長産業に/光無線で水中高速通信/オールジャパンで船舶IoT <山のIoT>LPWAがキラー技術に <体内のIoT>インプラント型無線センサーで生体IoTに新時代到来

◆[インタビュー] NTT西日本 小林充佳社長「地域に“変化”起こす先駆者へ」 ◆働き方改革とWeb会議 ◆過疎地の固定電話は「無線」で ◆NTTドコモのデータ分析の歴史 ほか 

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー

スペシャルトピックス

Big Switch Networksウンザリする運用管理とサヨナラ

大量のスイッチを個別に設定・管理する従来型NW運用を、Big Switch NetworksのSDNで革新しよう!

ユニアデックス次世代のネットワーク運用とは?

先進企業はもう始めている「Big Cloud Fabric」によるネットワーク運用変革を事例に学ぶ。

リボン・コミュニケーションズ多様なリアルタイムコミュニケーションでシームレスな通信を実現!

SBCを強みとする2社が合併して誕生したリボン・コミュニケーションズ

SAS Institute Japanデータ解析、もうやり尽くしたと思うのはまだ早い

さらなる品質改善やコスト削減を実現したあの先進企業とは?

潜伏する脅威をAIが検知!
産業用制御システムやIoTも守備範囲

日商エレクトロニクスのセキュリティ対策が“新ステージ”に突入する!

リボン・コミュニケーションズTeamsの電話機能にいち早く対応
UCを狙ったサイバー攻撃対策も

Microsoft TeamsとPSTNをつなぐリボン・コミュニケーションズ

UNIVERGE Aspire WX電話やUC機能を全方位にカバー
中小企業の多様な働き方を強力支援

NECが5年ぶりの中小向けキーテレフォン「UNIVERGE Aspire WX」

F5ネットワークスセキュリティやGi-LAN仮想化など
モバイルインフラの強化に貢献

5G移行を控えた今、F5ネットワークスはどんな価値を提供できるのか?

moconavi今いる場所がオフィスになる!
moconaviで安全なモバイルワーク

場所を問わない新しい働き方の実現には、ICT環境の整備も不可欠だ。

サンテレホンサンテレホンがICT総合展示会
ビジネス伸ばす製品群が一堂に

東京ドームシティ・プリズムホールで7月18・19日開催!

アクセスランキング

tc1809
compass

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2018 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます