NTTドコモが冬春モデル16機種を発表――サービスも強化

NTTドコモは2014年9月30日、冬春モデルの新商品・新サービスの発表会を開催した。スマートフォン7機種、タブレット2機種、フィーチャ―フォン2機種など計16機種が10月4日以降、順次発売される。

(左から)堀北真希さん、加藤薫社長、渡辺謙さん、石原さとみさん

スマートフォンは全機種がVoLTEおよび高音質なハイレゾオーディオに対応する。また、ホームアプリ(docomo LIVE UX)がクラウドに対応したことで、機種変更しても前機種のホーム画面レイアウトなどを引き継げるようになった。

主な機種の特長は以下の通り。

「Xperia Z3 SO-01G」(ソニーモバイル)は約2070万画素のカメラを搭載し、シリーズ史上最高のISO感度をサポートすることにより、暗いシーンでも明るく撮影できる。

「Xperia Z3」はISO感度をサポートするなど、充実したカメラ機能も特長

Xperia Z3が約5.2インチであるのに対し、「Xperia Z3 compact SO-02G」は約4.6インチと手のひらにおさまるコンパクトサイズ。「Xperia Z1 f」とほぼ同じ大きさだが、Z1 fと比べると0.8mm薄く、11g軽量になっている。

「GALAXY S5 ACTIVE SC-02G」(サムスン電子)は、米国防総省の軍事規格MIL-STD-810Gのうち、防水・防塵をはじめ耐衝撃、耐温度、耐氷結など18項目をクリアした“タフネス”モデル。その一方、GALAXY S5並みのスリムさや高性能を実現している。

「ARROWS NX F-02G」(富士通)は、2560×1440ドットの解像度を有するWQHD液晶を搭載。さらに、直射日光の下でも画面を見やすく調整する「ス―パークリアモード」や映像補正技術「Xevic」にも対応しており、高精細な画質を特長とする。

「AQUOS ZETA SH-01G」(シャープ)は、3辺狭額デザイン「EDGEST」により、幅76mmとなっている。1310万画素カメラは光学式手ぶれ補正機能を備えるほか、自撮り(セルフィ)が流行しているのを受けて2秒間のセルフタイマー撮影が可能だ。

冬春モデルでは、サービスも強化している。フィットネスアプリのランタスティック社と提携し、新たに「ランタスティック for ドコモ」を開始する。週1回以上ランニングをする人は全国に570万人、同じく週1回以上サイクリングする人は290万人いると言われる。こうした健康に関心の高い層をターゲットとしたサービスで、6つの有料アプリと30種類のトレーニングプランが月額350円で利用できる。

着用するだけで心拍数などが計測可能な「hitoe」を使ったウェア型デバイス「C3fit IN-pulse」(ゴールドウィン)とも連携する。ドコモがこうしたヘルスケア事業に力を入れていることについて、加藤薫社長は「人々の関心が高い健康および健康増進に貢献したい」と語った。

また、「ドコッチサービス」は、3G通信を搭載した腕時計型端末「ドコッチ 01」を親と子が装着することで、SMSで連絡を取るだけでなく、温度や湿度センサーにより子供の状況を把握することができる。当初は子供を対象としているが、今後は高齢者の利用も想定している。

ドコッチサービスは、周囲の温度などから子供の状況を遠隔でも把握できる

このほか、iコンシェルの機能強化も図る。

加藤社長によると、ドコモではこれら端末やサービスを通じて「少し先の未来を、皆さまの毎日に」というメッセージをアピールしていきたいという。

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