理経、sXGPと防災無線システムの連携を可能にするソリューション

理経は2024年4月25日、同社が取り扱うsXGP対応の小型無線装置と、日東通信のIP電話ベースの音声統合ソリューション「LEGASiP Mini」を連携して使用するソリューションの提案を開始したと発表した。

LEGASiP MiniとsXGPの連携で用いる機器

LEGASiP MiniとsXGPの連携で用いる機器

sXGPはPHS用の1.9GHz周波数帯を利用した通信方式。スマートフォンを用いた内線網を構築でき、自営PHSの後継として利用が広がっている。

LEGASiP Miniは、既存の固定電話や携帯電話、トランシーバーといった異なる通信方式間の音声通話を可能にするシステム。今回発表の連携により、自治体が災害等の緊急時で活用するトランシーバーと、普段利用する携帯電話をつなぐ内線ネットワークの構築が実現するとしている。

また、防災システムとの連携も可能であり、防災行政無線による放送や、トランシーバーと携帯電話への一斉同報など、連絡手段を多様化できるという。

LEGASiPmini-sXGP接続構成図

LEGASiPmini-sXGP接続構成図

災害現場のほか、携帯の電波が届かないエリアの工事現場や工場内での音声連絡ツールとしての利用も想定している。

なお、同ソリューションで利用するsXGPシステムと携帯電話との接続可能距離は、野外において最大500~600メートルの範囲をカバーするという(諸条件による)。

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