京セラのブースでは、KDDI向けおよびウィルコム向け新製品が展示されている。
6月下旬にウィルコムから発売される「DIGNO DUAL WX04K」は、PHSとソフトバンクモバイルの3G回線に対応したAndroidスマートフォン。基本的に通話はPHS、データ通信は3Gだが、ウィルコムとソフトバンク両方の電話番号が割り当てられ、3Gによる通話も可能だという。
PHSと3Gに対応した「DIGNO DUAL WX04K」 |
KDDIから発売されている「URBANO PROGRESSO」は、世界で初めて「スマートソニックレシーバー」を搭載する。これはディスプレイ全体を広範囲に振動させることで、クリアに音声を伝えることができる機能。従来のように受話口がなくても、ディスプレイを耳にあてることで音を聞き取ることができる。会場では、工事現場のような大音量の中で通話するデモンストレーションが行われている。
「スマートソニックレシーバー」はディスプレイ全体を振動させて音声を伝えるので、従来のスマートフォン(左)と違い、受話口のないデザインとなっている(右) |