アンリツがアナログ回線IP多重化装置の新製品「NN6002A」を発売

アンリツは2025年8月20日、アナログ回線をIPネットワークに接続するアナログ回線IP多重化装置の新製品「NN6002A」を販売開始した。

本製品は、省スペース設計と柔軟な接続構成に対応した中容量モデル。ネットワークに障害が発生した場合に備えて、あらかじめ複数の通信経路を確保し自動的に切り替えることで通信の継続性を高める「経路冗長通信機能」を標準搭載しており、万一の通信障害時にも無瞬断で通信を継続できる。

アナログ回線IP多重化装置の新製品「NN6002A」

アナログ回線IP多重化装置の新製品「NN6002A」

電気・水道・鉄道等の社会インフラでは、基幹システムのIP化が進む一方で、末端のアナログ回線設備が依然として数多く使用されている。設備の買い替えコストや設計変更の負荷などが課題となっているが、アナログ回線の老朽化やアナログ専用サービス提供の終了が進むなか、IPネットワークへの移行が急務となっている。

新製品のNN6002Aは最大8回線に対応し、2Uサイズの省スペース設計により、設置スペースが限られた現場にも柔軟に対応できる。アナログモデムやテレメータ、データ通信設備との接続に適した4線式/2線式通信(RJ-45型)をサポート。既存のアナログ機器をそのままIPネットワークに接続することが可能だ。

また、多彩なアナログ/接点インタフェースに対応しているため、幅広い設備との接続が可能だ。AC100VおよびDC-48Vの選択が可能で、電源冗長構成にも対応する。

接続構成は、1対1および1対N構成に柔軟に対応。ネットワーク切り替え時にも無瞬断での通信継続を実現する。

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