ソニックウォール・ジャパンは2025年7月17日、欧米市場で先行提供している次世代ファイアウォール「SonicWall NSa 2800」および「SonicWall NSa 3800」を、日本国内でも順次提供開始すると発表した。
次世代ファイアウォール「SonicWall NSa 2800」「SonicWall NSa 3800」
NSa 2800/3800は、最新のミドルレンジ次世代ファイアウォールで、シンプルな集中管理型の運用に対応。強力な脅威防御ソリューションの基盤として活用できるという。
最新のマルチコアアーキテクチャを採用し、従来比で大幅な処理能力向上を実現した。ファイアウォールスループットは、NSa 2800が8.0Gbps、NSa 3800が12.0Gbps。同時セッション数は、NSa 2800が200万、NSa 3800が300万となっている。
暗号化通信の可視化やリアルタイム脅威防御、アプリケーション制御といった多層的なセキュリティ機能を一台に集約し、ゼロデイ攻撃など未知の脅威にも迅速に対応可能という。また、SD-WAN機能を標準搭載。複数拠点を持つ企業でも通信の最適化と高可用性を両立できるとしている。ゼロタッチ導入にも対応しているため、リモート拠点への展開も容易だ。