楽天モバイルは2025年4月15日、海外でのサービス利用および国内における外国人対応に関する記者説明会を開催した。
(左から)楽天モバイル マーケティング企画部 シニアマネージャー 西村優氏、ショップ営業部 店舗企画課 ヴァイスマネージャー 田坂奈津実氏、マーケティング企画部 シニアマネージャー 勝間田優氏
マーケティング企画部 シニアマネージャーの西村優氏は説明会の冒頭、「楽天モバイルは海外に強い」とアピールし、それを裏付けるサービスを3つ紹介した。
まず西村氏が挙げたのが、国際ローミングだ。楽天モバイルユーザーであれば、海外のデータ通信が2GBまで追加料金なしで使える。なお、2GB以降は低速(128kbps)となるものの、こちらも追加料金なしでサービスを利用可能とのことだ。
海外でのデータ通信は毎月2GBまで追加料金なし
発信側・着信側双方が専用アプリ「Rakuten Link」を使用していれば、日本から海外および海外から日本への国際通話や、対象地域への国際SMSの送受信が無料になる。海外でのサービス利用に関する申し込みやアプリ内での設定が不要で、SIMを変えずにそのまま海外で使える点も好評だという。
AndroidでRakuten AIアプリを使用した場合
また、調査会社のMMD研究所によると、在留外国人が契約している通信サービスは、楽天モバイルが21.0%と最多だった(2位はソフトバンク、3位はNTTドコモ)。「料金が安い」「データ容量が自分に合っていた」等が理由として挙げられたそうだ。