シスコシステムズは2025年2月6日、日立ハイテクがシスコが提供するSplunk製品を用いたオブザーバビリティの実証実験を実施することに合意したと発表した。
実証実験では、日立ハイテクのデジタルプラットフォームに対し、「Splunk AppDynamics (旧AppDynamics) 」および 「Splunk Observability Cloud」、 「Splunk Cloud Platform」ソリューションを適用。グローバルに広がるプラットフォーム全体の健全性を一元的、かつリアルタイムにエンドツーエンドで把握できるオブザーバビリティの実現を目的として実験を行うという。
発表にあたり、日立ハイテク デジタル推進統括本部クロスドメインプラットフォーム本部長の金成裕司氏は「シスコ/Splunkが保有する『FSO(フルスタックオブザーバビリティ)のベストプラクティス』を活用することで、システム、ネットワーク障害の把握のみならず、ビジネスインパクトの指標化、アプリケーションのレスポンスやデータフローの可視化までを含めた、全てのステークホルダーにとって有効なオブザーバビリティダッシュボードを実現したい」とコメントを寄せている。