富士通は2012年2月27日、IP-PBXの新製品となる「Enterprise Telephony System『LEGEND-V』」を発表した。8月1日から出荷を開始する。
LEGEND-Vは、1モデルで400内線から最大1万6000内線までカバーし、本体装置などの交換を行わずに柔軟に拡張が可能。また、最大収容内線数も従来システムの6400から大幅に拡大された。
災害による停電や障害発生時への対応を強化したのもポイント。システム制御部や回線収容部、回線収容電源部の冗長構成が選択可能だ。さらに停電時にはバッテリーでの継続運用が行えるほか、バッテリー運用終了後も特定の内線電話機で外部と連絡できる。
LEGEND-Vの本体装置の価格は2600万円(電話機400台収容時)~。また、拠点設置用のIPリモートシェルフは1300万円(同200台収容時)~となっている。
Enterprise Telephony System「LEGEND-V」 |