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フロントホールのO-RAN移行をテスト環境構築の面からサポートするキーサイト

提供◎キーサイト・テクノロジー株式会社 2022.01.07

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フロントホールにおける無線アクセスネットワーク(RAN)の構築において、新たなトレンドとして脚光を集めているのがO-RANである。このO-RANはさまざまなメリットをもたらすが、一方で従来とはテストの考え方が大きく異なるのも事実。具体的にどのようなテストを行うべきか、テスト環境を構築する上でのポイントは何かを解説していく。

O-RAN構築時に実施すべきテストの種類とそのポイント同一ベンダーまたはベンダー群の製品で構成されたRANの場合、無線基地局全体を単体のエンティティとしてテストすれば十分だったが、O-RANによってマルチベンダー構成になると、それぞれのコンポーネントを個別に確認する必要がある。そのために必要となるのがコンフォーマンステストだ。

コンフォーマンステストでは、各コンポーネントを単独でテストし、必要な仕様を満たしていることを確認する。この際、すべてのプロトコル、機能をチェックするため、テスト機器によってエミュレートする必要がある。

 

図表2 O-RUに対するコンフォーマンステストで必要な環境
図表2 O-RUに対するコンフォーマンステストで必要な環境

 

その次に行うのが相互運用性テストだ。これにより、すべての要素が連携して動作することを確認する。

なおコンフォーマンステストと相互運用性テストではテストの目的が異なり、仮に相互運用性テストで問題がなかったとしても、コンフォーマンステストまでOKということにはならない。

コンフォーマンステストを実施する具体的なメリットとしては被試験デバイスを規定された機能の限界近くでテストできること、エミュレートによって機能が予期したとおりに動作しているかを確認できることが挙げられる。またネガティブテストを実行することで、アプリケーションが正しく機能していることを確認できることもコンフォーマンステストの利点で、これは相互運用性テストでは不可能だ。

このコンフォーマンステストを効率的に行う上で、欠かせないのがテストシーケンサーで、これを利用することで数百種類ものテストを自動化できる。

相互運用性テストを実施する際には、各種無線ユニットに対応し、さまざまな挙動をシミュレートできる広範囲の機能を備えたテストソリューションを選択したい。

O-RUとO-DU、そしてO-CUの通信に使われる、トランスポートネットワークのテストも必要になる。ここでのポイントは、高速でセキュアなデータ処理に不可欠になる遅延と速度のテストである。また時間誤差バジェットやネットワークスライシング、暗号化などのテストも重要となる。

トランスポートネットワークのテストで用いる機器に求められる要件はいくつもある。たとえば遅延テストにおいて、優先度の異なるトラフィックの混在をエミュレートできることや、広帯域幅と高速なコネクタ/ケーブルをサポートしていること、ラップアラウンド法を用いて遅延と速度の両方をテストできることなどがある。

ネットワーク性能の確認も欠かせないが、その際に意識したいのは多様なユーザー機器(UE)の存在である。

特に自動運転やスマートシティ、遠隔手術などへの適用が視野に入っている5Gでは、スマートフォンとは異なるデータ伝送要件がある。そこで有効なのがラップアラウンドテストによるUEエミュレーションであり、これによってネットワーク性能を効率的に確認できる。

ここまで解説したO-RANのさまざまなテストに利用できる、幅広いソリューションを展開しているのがキーサイト・テクノロジーである。また高度なサポートを受けることができる「KeysightCare」や測定器の性能を最高の状態で維持できるサービスもあり、安心してソリューションを導入できるのも同社のポイントである。O-RAN構築時のテスト環境の整備に不安を覚えているのであれば、ぜひ同社に相談していただきたい。

 

図表3 gNBおよびコアネットワークのテストをサポートする、
キーサイト・テクノロジーのポートフォリオ

図表3 gNBおよびコアネットワークのテストをサポートする、キーサイト・テクノロジーのポートフォリオ

 

なおキーサイト・テクノロジーでは、O-RANの構築やそのテストに役立つコンテンツをインターネット上で提供している。こちらもぜひ参照してほしい。

・O-RANを理解するための基本ガイド
https://connectlp.keysight.com/LP=28807?elqCampaignId=18452&cmpid=ASC-2101440&utm_source=ADSC&utm_medium=ASC&utm_campaign=201

・O-RAN次世代フロントホールのコンフォーマンステスト
https://connectlp.keysight.com/LP=28805?elqCampaignId=18451&cmpid=ASC-2101439&utm_source=ADSC&utm_medium=ASC&utm_campaign=201

・O-RANソリューション
https://www.keysight.com/jp/ja/cmp/2020/5g-o-ran-software.html?cmpid=ASC-2101438&utm_source=ADSC&utm_medium=ASC&utm_campaign=201

 

<お問い合わせ先>
キーサイト・テクノロジー株式会社
URL:https://www.keysight.co.jp
E-Mail:contact_japan@keysight.com

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