楽天モバイルと東京電力パワーグリッド、基地局整備で新会社を設立

楽天モバイルと東京電力パワーグリッド(以下、東電PG)は2022年7月1日、携帯電話基地局の建設事業を行う新会社「楽天モバイルインフラソリューション」を設立し、営業を開始したと発表した。

楽天モバイルインフラソリューションのロゴ

楽天モバイルインフラソリューションは、楽天モバイルのネットワーク拡大のために公共アセットを有効活用し、楽天モバイルの基地局設備に関する設置仕様の開発、ならびに設置工事管理を行うことで、基地局整備のさらなる効率化と安定的な通信環境提供への貢献を目指す。

楽天モバイルは、迅速にネットワーク構築を行うための選択肢の1つとして、一部の電力アセットを活用し、基地局を併設している。今回の新会社設立により、4G/5Gネットワークのさらなるエリア拡大、ならびに基地局の高密度化を推進するとともに、安定的なサービス提供を目指し、通信インフラ整備を強化する。また、既存の電力アセットを活用することで、基地局整備におけるコスト効率を高めていくとしている。

東電PGは、配電地上機器などの電力アセットを活用するインフラシェアリングに積極的に取り組んでおり、電力アセットの新たな社会貢献の可能性について検討してきた。新会社を通じて、東電PGグループの保有するアセット・工事力・ノウハウを活用しながら、効率的な基地局設置サポートや設備投資抑制など安定的な通信環境の実現に貢献していきたいという。

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