NECカシオモバイルコミュニケーションズは2010年11月18日、冬モデルの新商品発表会を開催した。
(左から)NECカシオ執行役員常務の山品正勝氏、同社のCMに出演する俳優の玉木宏さん、NECカシオ代表取締役執行役員社長の山崎耕司氏 |
その席上、山崎耕司代表取締役執行役員社長は「市場のトレンドの読みを誤った」とスマートフォンでの出遅れを認めるとともに、2010年度後半に海外市場、2011年度前半に国内市場向けにスマートフォンを投入する計画を明らかにした。
スマートフォンの市場規模は、北米で2012年に携帯電話端末全体の約5割になると見られる。国内市場でもスマートフォンの普及は加速しており、2012年度に携帯電話端末全体の約4割まで増加すると予測される。
国内では2012年度に携帯電話端末全体の約4割をスマートフォンが占めると予測 |
NECカシオでは、「スリム」「タフネス」「カメラ」といった得意分野を活かした端末と、「アウトドア」「ビューティー」「ヘルスケア」などユーザーの特性に最適化されたクラウドサービスを組み合わせて展開する計画。タフネスケータイ「G’z One」のデザインを採用し、アウトドア関連のコンテンツを搭載したスマートフォンなどが想定されるという。
NECカシオのスマートフォンのコンセプトは「最高のユーザー体験を提供」 |
海外市場では、米ベライゾン・ワイヤレス向けに携帯電話を供給していることから、まず北米市場でスマートフォンを展開する。欧州の通信事業者2社とも接触しており、欧州市場も視野に入れている。その後、中華圏への参入も目指す。NECはかつて携帯電話で中国市場に進出したものの、撤退した経緯がある。山崎社長は「中国は商流が非常に見えにくいが、最近ではネットショッピングも急成長している。(ネットショッピングも含め)最適な方法を見つけたい」と語った。
NECカシオは2012年に総販売台数1200万台を目標に掲げている。このうち海外比率は4割、またスマートフォンは半数以上を目指すという。
【お詫びと訂正】
公開時、見出しを「NECカシオが2011年度後半に海外でAndroidスマートフォン発売――国内は2012年度前半」となっておりましたが、正しくは「NECカシオが2010年度後半に海外でAndroidスマートフォン発売――国内は2011年度前半」です。見出しは修正済みです。関係者並びに読者の方々にお詫びして訂正いたします。