NTT東西、新・統合型VPNサービス「Interconnected WAN」を4月から開始

NTT東日本とNTT西日本は2021年4月1日より、新たに法人向けネットワークサービスとして「Interconnected WAN」を順次提供開始すると発表した。

Interconnected WANは、最大100Gbpsまでの品目を用意する高速・大容量の統合型VPNサービス。従来の広域イーサネットサービスは、距離やエリアに応じた料金が一般的だったが、本サービスでは、速度品目ごとに全国一律料金で提供する。これにより、地域のユーザーからも遠隔地のデータセンターやクラウドを利用しやすくなるとしている。なお、100Gbps品目はNTT東日本・NTT西日本ビル内接続のみの提供となる。


本サービスの利用イメージ

提供料金(NTT東日本の場合)は、10Gbps品目で月額料金が627万5500円、初期費用が5万7420円。そのほか、優先制御機能(月額5500円)やVPNグループ設定機能(月額料金は無料)などがオプションで利用できる(詳細は、下記リンク先の発表資料を参照)。

また、その他の特徴として、中継ネットワークの冗長化、24時間365日の常時監視・故障時の連絡体制を整備し、ネットワークのより安定的な運用を実現するという。

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