クアルコムがエントリー向け初の5G対応Snapdragon発表、搭載端末は2021年初頭に

Qualcomm Technologies(クアルコム)は2021年1月4日(現地時間)、5Gを搭載した最初の4シリーズモバイルプラットフォーム「Qualcomm Snapdragon 480 5G Mobile Platform」を発表した。

4シリーズはエントリー/ミッドクラス向けのSoCで、廉価なスマートフォンで使われる。クアルコムは2020年9月に上位機種向けの8/7/6シリーズに続いて4シリーズも5Gに対応する方針を示していた。


リファレンスデザインのイメージ(発表資料より)

今回発表されたSnapdragon 480はミリ波およびSub6GHzをサポートし、スタンドアロン/ノンスタンドアロンモードを備える。TDD、FDD、および4Gと5Gで同一周波数帯を動的に共有するダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS)にも対応する。5Gダウンリンクは最大2.5Gbps。

Snapdragon 480 5G Mobile Platformを搭載した最初の商用デバイスは、2021年初頭に発表される予定という。

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