5Gは「多数同時接続」や「超低遅延」といった特徴から、IoTの幅広いユースケースが期待されている。しかし端末数が増えると、それを支えるネットワークの運用監視・管理がより大きな問題になってくる。また、スライシング毎のSLAやLTEとのハンドオーバの安定性をどう担保するかという課題も出てくる。
ただでさえキャリア網は、専用ハードウェアと汎用サーバーによる仮想化環境が、しかもマルチベンダーで混在する非常に複雑な構成となっている。
5G・IoTによって、1ビットあたりの通信単価がさらに下がっていくなか、収益力を高めるには、運用効率やTCOも抜本的に改善しなくてはいけない。
この課題に向けて、米エンピレックスは今秋から、「KLERITY(クラリティ)」を提供開始する。「5G・IoT時代の課題を解決するために設計から作り直されたソリューションです」と同社の瀬田直也氏は胸を張る。