Momoがコロナ対策IoTの販売を開始、神戸市危機管理室で実証実験

IoT開発を手掛けるMomoが2020年6月10日、非接触検温IoTシステム「検温がかり」「IoTガードマン」の販売を開始した。非接触検温デバイスとIoTシステムを連動させたもので、高体温の疑いが高い職員を検出し、滞在していた場所と1m以内で接触した相手を自動的に記録、濃厚接触者リストを簡単にリスト化できるという。


濃厚接触者リスト作成のイメージ

同日、高体温の職員の所在記録に関して神戸市危機管理室において実証実験を行うことも発表された。危機管理室・企画調整局 新産業課の所管により実施される。

新型コロナウイルス対策の重要部局の1つである危機管理室の室内にビーコンを複数配置し、職員の室内での移動情報を記録。感染予防策の検証や、発症者が出た場合の調査資料として活用し、 組織機能の喪失を最小限に抑えることを目指すという。

実証実験の時期は、2020年6月中旬から2カ月程度を予定している。

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