池袋サンシャインシティで開催されているビジネスコミュニケーション東京2010(BCT2010)。NECのブースでは、iPhoneから豊富なオフィス内線機能を利用できるようになるソリューション「SmartFMC」(開発元:アイソルート)が参考出展されている。
UNIVERGE Aspire XのAXモバイルリンク機能とiPhone専用アプリ「SmartFMC」との連携の概要 |
SmartFMCは、NEC/NECインフロンティアのビジネスホン「UNIVERGE Aspire X」と連携し、社内外のどこにいてもiPhoneを内線電話として使えるようにするアプリケーションだ。内線収容していない携帯電話を、内線電話のように利用できるAspire Xの「AXモバイルリンク」機能を活用している。
SmartFMCの特徴はまず、コールバック機能によってiPhoneからのビジネス通話をすべてAspire X経由にできるため、コスト削減に役立つことだ。内線呼び出し、パーク保留/応答、転送、代理応答、ボイスメールなど多くの内線機能にもしっかり対応している。
使い勝手の良さもポイントだという。iPhoneの電話機能と同様の操作感を実現しており、わずらわしい手間などの必要なしに、外線・内線発信が行える。「初めてのお客だから代表番号から」「お得意様だから営業部の番号から」といったように、発信操作時に発信回線を選択することも可能だ。
SmartFMCの画面。写真から分かるように、iPhoneの通常の電話発信と同様の操作で、Aspire X経由の発信が行える |
SmartFMCはアップルのApp Storeからすでにダウンロード可能で、NECでは間もなく本格的な営業活動を開始する計画。また、Android版のSmartFMCも近日公開される予定とのことだ。