NECビッグローブ、PCの遠隔データ消去サービス「リモートワイプ」に大規模向けメニューを追加

NECビッグローブは2010年7月27日、企業向けのクラウド型遠隔データ消去サービス「リモートワイプ」について、大規模ユーザー向けメニュー「エンタープライズプラン」を追加した。

リモートワイプは、PCに専用ソフトをインストールし、盗難や紛失が発生した場合でも、ネット接続が可能なPCからあらかじめ設定した対象PCのデータを遠隔で消去できるサービス。従来から提供していた中小規模企業向け(1社100台以下での利用を推奨)の「スタンダードプラン」に加えて、100台以上のパソコンを管理する企業を対象とする「エンタープライズプラン」の提供を開始した。

エンタープライズプランでは、CSV形式のファイルを使ったクライアント情報の一括登録や、クライアントのサイレントインストール(自動インストール)への対応など、数百台以上の規模でも管理者の負担を軽減できる機能を搭載した。また、クラウド上に企業ごとの専用環境を構築。企業独自のセキュリティポリシーに即した対応や、使い方に合わせた設定が可能だ。

基本料金は、初期費用が24万1500円、月額費用はサーバー利用料が15万7500円、クライアント利用料が1台当たり378円。

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