ドコモの“イエナカサービス”戦略 「電気・光回線・FWAでキャリアNo.1を目指す」

NTTドコモが、ドコモでんきやドコモ光をはじめとする「イエナカサービス」に関する説明会を開催。大手キャリアの中で3位に位置している電気・光回線・FWA(固定無線アクセス)の合計契約数を、「2027年度までにNo.1にする」方針を示した。

NTTドコモは2025年10月29日、7月に新設した「イエナカサービス部」に関する事業戦略説明会を開催した。

これまではドコモでんきやドコモガスなどを手掛ける「エネルギーサービス部」と、ドコモ光・ahamo5G・home5Gなどを担当する「光ブロードバンド事業推進部」がそれぞれ独立してサービスを展開していたが、両部門を統合し、イエナカサービス部として再編した。

コンシューマーサービスカンパニー イエナカサービス部長の小島慶太氏は、「コンシューマー通信やスマートライフといった事業の壁を越え、サービスを一体的に提供することで、お客様の暮らしに寄り添う」ことが狙いにあると話した。

NTTドコモ コンシューマーサービスカンパニー イエナカサービス部長 小島慶太氏

また、従来はモバイル回線や金融サービスを起点に、ドコモでんきやドコモ光などのイエナカサービスを展開してきたが、今後は「イエナカサービスから回線契約の流れを作る」と小島氏。そのために、不動産の入居手続き時や、家電量販店で新生活に必要な商品を購入する際にあわせて、イエナカサービスを提案していく方針だ。

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