ビーマップは2025年9月24日、Wi-Fiアクセスポイント(AP)を活用したセンシング機能を提供するクラウドサービス「BCloud(ビークラウド) with Wi-Fiセンシング」を開始した。
ファーウェイ製Wi-Fiアクセスポイントによる検出のデモ
同サービスは、ファーウェイ製ネットワーク機器の一元管理を基本機能として提供する。対象APはWi-Fi 7対応の「AirEngine 5776-26」や「AirEngine 6776-57T」など。
「BCloud」の基本機能
オプション機能として、Wi-Fiセンシングおよびネットワーク分析・モニタリングを利用できる。Wi-Fiセンシングでは、対応APが送受信する電波の変化を解析し、人や動物の動きを検知可能だ。これにより、高齢者見守りやオフィスの夜間警備、在室状況に応じた省エネルギー制御など、幅広い用途への応用が見込まれている(参考記事)。
「BCloud」のオプション機能
Wi-Fiセンシングによる在室検知のイメージ
サービス開始に合わせ、ビーマップはファーウェイ製APが取得したデータを処理するデータセンターを国内に新設し、運用を開始した。これにより、日本国内での安全かつ安定したサービス提供体制を整備したとしている。