ホンダ子会社とNTTドコモビジネス、無線システムの広域検証フィールドを構築

ホンダモビリティランドとNTTドコモビジネスは2025年9月24日、モビリティリゾートもてぎ(栃木県芳賀郡)の広大な敷地を活用し、最新の無線技術に関する広域検証フィールドを構築したと発表した。

このフィールドは、モビリティリゾートもてぎの複雑な地形や施設環境を最大限に活用し、ローカル5Gや無線LAN、LPWA、NTN(非地上系ネットワーク)といった無線システムの実証を行える。同フィールドを活用し、イベント時の混雑環境における高品質な通信や、ドローン・自動車の遠隔操縦に不可欠な“切れない無線”の実現に向けた検証を行い、ユースケースの開拓を加速させていくという。

取り組みイメージ図

取り組みイメージ図

その先駆けとして、9月26日より開催される「FIM MotoGP 世界選手権シリーズ 日本グランプリ」のレース運営において、ローカル5Gを活用した高品質なコミュニケーションの実現を目指す。

こうしたイベント開催時には、数万人規模の来場者がスマートフォンの無線通信を利用するため、運営側の通信がつながりにくい状態が発生するという課題があった。そこで、サーキットコース全域をローカル5Gでカバーすることにより、来場者の通信に左右されない安定した情報連携を実現していくとしている。

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