KDDIの1Q決算は増収減益 5G SAのさらなる拡大にも意欲

KDDIが2026年3月期 第1四半期(1Q)の決算説明会を開催。業績は増収減益となった。また、松田社長は5G SAのさらなる拡大にも意欲を示し、衛星とスマホの直接通信サービス「au Starlink Direct」では、7月末からAndroid端末(Googleメッセージアプリ)で動画や写真の送受信が可能になったと説明した。

松田社長「5G SAはシンプル」

5G SAの今後の展開について質問された松田氏は、「(4G/LTE設備との連携や切り替え制御が必要な)NSA構成と比べ、SA構成は非常にシンプル。レイテンシーも短くなるし、我々のネットワーク運用も楽になる」「我々は4.1万局のSub6基地局全域で5G SAを提供しているが、今後もフロントランナーとして面的な展開を行っていく」と語った。

KDDI 代表取締役社長 CEO 松田浩路氏

また、SMSなどのメッセージ送受信からスタートしたau Starlink Directだが、7月末からAndroid端末(Googleメッセージアプリ)で動画や写真の送受信が可能になったという。

ただ松田氏は、「データ通信においては、サードパーティ製のアプリが使えることが大事。現在、天気や登山関連のアプリベンダーと話をしている。回線としてはレディだ」と述べ、これを「遅い夏、8月終わり頃にはなんとか提供したい」と話した。

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