ジョンソンコントロールズがワイヤレスCO2センサー、920MHz帯採用で通信距離・安定性が向上

ジョンソンコントロールズは2025年3月18日、ワイヤレスCO2センサー「SW-423F-1100」の国内出荷を開始した。同製品はセイコーインスツルとのOEMで製品化したものだ。価格はオープン。

ワイヤレスCO2センサー「SW-423F-12025100」

ワイヤレスCO2センサー「SW-423F-1100」

本センサーには、920MHz帯を利用した無線システムを採用。2.4GHz帯を使う従来の同社製品と比べて通信距離が長く、今まで以上に広いスペースでも正確なCO2濃度を計測できる。他の周波数帯の無線ネットワークが存在している環境でも安定した通信を確保できるという。

さらに、新製品は消費電力が低く、最大約10年の長寿命バッテリーを内蔵する完全ワイヤレス型であるため、電源の確保やその他の配線に付随する工事が不要となり、ACアダプター駆動の従来製品よりもさらに施工期間や工数を削減することができる。

本製品を含むワイヤレス製品群は、ワイヤレスゲートウェイを使用することで、同社のビルオートメーションシステム「Metasys」に接続することが可能。建物の設備管理者はMetasysに接続されたあらゆる設備機器の稼働状況データを一元的に収集・管理できる。

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