ドコモとNTTコム、国際通信障害の原因と再発防止策を発表

NTTドコモとNTTコミュニケーションズは2012年8月29日、8月13日~15日にかけて発生した国際ローミングサービスにおける障害について、その原因と再発防止策を発表した。

今回の障害は、ドコモの国際ローミングサービス「WORLD WING」が利用しづらい状況が8月13日の18時24分~8月15日の2時13分にわたり続き、220の国と地域、約8万人に影響が出たもの。

原因はWORLD WINGが使用しているNTTコミュニケーションズの国際共通線信号網で輻輳が起こったことで、調査の結果、国際共通線信号網内の通信設備に設計上の問題があったことが分かったという。

具体的には、(1)IP-STP(共通線信号中継装置)と国際交換機間においては国別に経路が選択されているが、特定経路にトラフィックが偏っていた、(2)IP-STPと国際交換機間のリンクにおいて、複数のリンクのうちの特定のリンクにトラフィックが偏っていたために、半分程度の帯域しか利用できなかった。

国際共通線信号網輻輳の発生原因
国際共通線信号網輻輳の発生原因

そこで、NTTコミュニケーションズでは緊急対策として、これらの設定を修正。また、ドコモとNTTコミュニケーションズは障害発生時における緊急体制を構築した。さらに本格対策として、中継経路の変更・冗長化、新型国際交換機への移行などを進めていくという。

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