モバイルクリエイトのIP無線端末がIIJの「公共安全モバイルサービス」に対応

FIGと同社のグループ企業のモバイルクリエイトは2024年6月13日、モバイルクリエイトの業務用IP無線システム「iMESH」のハンディ型端末「IM-560」が、IIJが提供する「IIJ公共安全モバイルサービス」で正常に動作することを確認したと発表した。

業務用IP無線システム「iMESH」のハンディ型端末「IM-560」

業務用IP無線システム「iMESH」のハンディ型端末「IM-560」

iMESHは全国で通信・通話ができるIP無線システムを主軸としたサービス。車載型やハンディ型IP無線機、スマートフォン向けIP無線アプリから状況に合わせたデバイスを選択でき、全国で約14万台の導入実績がある。そのうち、自治体へは5,000台超が導入されているという。

IIJの公共安全モバイルサービスは、総務省が中心となって制度化した公共機関向けの通信システム「公共安全モバイルシステム」に対応したサービス。専用設備を通じて提供され、複数の通信キャリアに対応することで、災害発生時にも公共機関での確実かつ円滑な通信を実現するものだ(参考記事:スマホで公共安全DX 「PS-LTE」が衣替えして2024年実用化へ|BUSINESS NETWORK)。

「IIJ公共安全モバイルシステム」の概要

「IIJ公共安全モバイルシステム」の概要

今回、IIJの検証環境を利用し、IM-560のデュアルSIM機能を用いて動作確認が実施された。

モバイルクリエイトは、引き続きIIJと連携し、同端末のさらなる動作確認と改善を行い、公共機関における通信の信頼性と安全性を高めていくとしている。

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