ケイ・オプティコムが宅内サービスの新事業――Androidタブレット活用の試験サービス開始

ケイ・オプティコムは2011年6月2日、宅内サービス事業「eoスマートリンク」への参入を表明し、その実現に向けて試験サービスを実施することを発表した。

eoスマートリンクは、ユーザーの暮らしのなかにあるさまざまな機器やAndroid搭載タブレット端末を家庭内ネットワークにつなぎ、サービス提供事業者がヘルスケアやホームセキュリティ等の生活支援サービスを提供するホームICTサービスと、生活情報や電子チラシなどをタブレット端末で利用できる情報サービスを提供する新事業。ケイ・オプティコムは、これらのサービス提供事業者向けにホームICTプラットフォームと情報配信プラットフォームを連携させた宅内プラットフォームを提供する。また、ユーザー向けには、宅内サービスの使い方の提案から、ホームネットワーク構築や機器の接続・設定支援まで、ワンストップサポートを提供する。

コンシューマ事業推進本部サービスマネジメントグループ・グループマネージャーの福永尊光氏 「eoスマートリンク」の概要 (クリックで拡大、以下同)

コンシューマ事業推進本部サービスマネジメントグループ・グループマネージャーの福永尊光氏は、「宅内サービスを提供するうえで、ネットワーク機器、サービス提供側、ITリテラシーという3つの課題がある」という。その解決策として、(1)機器がつながる、(2)サービスがつながる、(3)誰でもつながる、を挙げた。

「eoスマートリンク」のコンセプト

(1)ではホームゲートウェイを提供し、さまざまな機器を誰でも簡単につなぐことができるようにする。(2)は標準規格に対応したオープンなプラットフォームを構築し、サービス事業者が利用しやすい共通基盤を提供する。(3)ではタブレット端末と直感的に使えるUIを提供することで、誰でも簡単に使える環境を実現する。これら3つの“つながる”というコンセプトで宅内サービスの課題を解消し、ユーザーに快適な暮らしを提供するという。

試験サービスは、大阪府北摂エリア(豊中市、池田市、吹田市、茨木市、箕面市)の一部地域で、eo光ネットを利用している500世帯を募集して行う。地域を限定するのは、「地域に特化したアプリケーションも提供したい」(福永マネージャー)意向からだ。期間は6月30日~11月末までを予定している。全モニターにAndroid搭載宅内情報端末を貸与するほか、一部モニターには、スマートコンセントやネット対応の基礎体温計、体重計、血圧計、ホームセキュリティ機器などのホームICTサービス用機器を貸与する。

試験サービスの概要とスケジュール

同社では、サービス面、システム面、サービス運営面の確認を行ったうえで、11月末の試験サービス終了後、「今年度中の早い段階で本格サービスを開始したい」(福永マネージャー)意向だ。

ケイ・オプティコムが考える今後のインフラ、端末、サービスの方向性。タブレット端末をキーデバイスとしたさまざまな宅内サービスの登場が予想されるなかで、顧客満足度の一層の向上を図りたいという 「eoスマートリンク」のサービス提供イメージ
試験サービスで提供するサービスの例(1)エコロジー(見える化) 試験サービスで提供するサービスの例(2)AVコントロール
試験サービスで提供するサービスの例(3)食材宅配 試験サービスで貸与するAndroid2.2搭載の宅内情報端末

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