IoTセキュリティ手引書のVer2.0をSIOTP協議会が公開、米NISTの要素を追加

一般社団法人 セキュアIoTプラットフォーム協議会(SIOTP協議会)は2022年1月31日、IoTシステム開発者に向け、IoTデバイスに求められる実装レベルの仕様をまとめた「IoTセキュリティ手引書Ver2.0」を公開した。

本手引書は、国際標準で規定されているセキュリティ要件を基に、安心安全なライフサイクル管理(設計・製造~サービス運用~廃棄)の実現を解説したもの。サイバートラスト、大日本印刷、トレンドマイクロ等からメンバーが参加するSIOTP協議会 仕様検討部会にて作成した。「特にIoTクラウドサービス事業者、IoTクライアントデバイス製造事業者、およびこれらの機能を活用してカスタマーへトータルのサービスとして供給する事業者に対してご覧いただきたい内容」としている。

Ver2.0では、2020年11月にリリースした「IoTセキュリティ手引書Ver1.0」で参照したIEC62443に加えて、米国セキュリティ規格NIST SP800-171の要素を追加。全体の構成も見直した。

下記のSIOTP協議会のホームページからダウンロードできる。

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