KDDI、「Cisco Webex Calling」に既存の番号体系を維持しながらクラウドとオンプレミス間で相互に通話できる機能を追加

KDDIは2021年5月25日、クラウド電話サービス「Cisco Webex Calling」において、法人顧客の電話設備と接続し、既存の番号体系を維持しながらクラウドとオンプレミス間で相互に通話できる機能を追加すると発表した。

サービス連携イメージ

昨今、テレワークをはじめとした働く場所の多様化により、電話設備をクラウド化する企業は増加傾向にある。法人向け固定電話市場の調査結果においてもクラウドPBXサービスの成長率は最も大きく、引き続き年間8.8%の成長が見込まれている。しかし、クラウド化する拠点は既存の番号を引き継げず、他拠点との内線通話を継続するためには全拠点同時にクラウド化する必要があることから、拠点数の多い企業ほど導入に踏み切れないという課題があった。

KDDIは、2020年11月からクラウド電話サービス「Cisco Webex Calling」と「KDDI ビジネスコールダイレクト」間の連携機能を提供しているが、2021年5月25日から「KDDI ビジネスコールダイレクト」を利用していない企業も、専用ルーター (ローカルゲートウェイ) を導入するだけで既存の電話設備 (PBX・固定電話回線) との接続が可能になり、「Cisco Webex Calling」を導入することができる。

PBXの更改タイミングなどで「Cisco Webex Calling」を導入することで、既存拠点との内線通話を継続したまま、順次固定電話をクラウド化することも可能だという。

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