ソフトバンク、MECやスライシングを低コストに実現する「SRv6 MUP」を商用5Gに導入

ソフトバンクは2025年12月18日、「Segment Routing IPv6 Mobile User Plane」(以下、SRv6 MUP)を、5G商用ネットワークでサービス提供することに世界で初めて成功したと発表した。

SRv6 MUPは、5Gの特徴を生かしたMEC(Multi-access Edge Computing)やネットワークスライシングなどを、従来のモバイルネットワークと比べて低コストで容易に実現する技術。今回SRv6 MUPを適用したのは、5G商用ネットワークの固定無線アクセスの一部だというが、今後は順次提供範囲を拡大していく予定。

なおSRv6 MUPは、米ブロードコムが開発する高性能ルーティング向けASIC「Broadcom Jericho2 familyルーティングチップセット」を基盤としており、このシステムは米Arrcusが提供するネットワークオペレーティングシステム「ArcOS」と、ブロードコムのクラウドプラットフォーム「VMware Telco Cloud Platform」を活用しているという。

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