POPCHATは2021年3月30日、入院患者向けのWi-Fiサービス「Hospital Pay Wi-Fi」を4月1日からコロナ患者受入病院を対象に無償提供することを発表した。
仕組みとしては、病院がPOPCHATへWi-Fi運用を委託し、設置から運用にかかる費用全てをPOPCHATが負担する委託設置方式により病院の負担をなくし、入院患者からのWi-Fi利用料で費用負担分を回収する。
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Hospital Pay Wi-Fiのスキーム |
病院の既存Wi-Fiへ「POPCHAT-X(Wi-Fi認証サーバ)」を設置し、高セキュリティなWi-Fi環境を整備。Wi-Fiが利用できる時間帯を設定。入院患者は売店でWi-Fiプリペイドカードを購入し、購入金額に応じた期間内でのWi-Fi利用が可能となる。
プリペイドカードには課金/認証情報が暗号化されたQRコードが印刷されており、利用者はスマートフォンやタブレットでQRコードをスキャンすれば認証される。ID/パスワードは不要。Wi-Fiの運用・保守は5年単位だが、その後はWi-Fi利用料の一部を病院側にも還元し、将来的な収益にもつながるような取組みになるとしている。
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Hospital Pay Wi-Fiの仕組み |