ジュニパーネットワークスは2020年9月30日、データセンター(DC)向けの400Gスイッチ「QFX5130スイッチ」の提供を開始すると発表した。「Broadcom Trident 4」チップセット
を基盤としており、豊富なソフトウェア機能やセキュリティ機能を利用できるとしている。
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QFX5130の外観
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現在、100Gポートを搭載したサーバーが普及し、アプリケーションがより高速なネットワークを必要とするようになり、400Gクラスのネットワークへの移行が促進されている。特に大規模なデータセンターではビット当たりのコストを削減する効率性の優れたネットワークへの需要が急増している。
QFX5130は最新の「Junos OS」に対応しており、拡張機能を利用することで多様なユースケースを実現できるという。パケットインスペクション、フィルタリング、テレメトリなどをハイパフォーマンスに実現でき、自動運転や分散ストレージ、パケットブローカー 、OTT(over-the-top)ストリーミングサービスなどに適しているという。