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NTTコムがスマートエデュケーション推進 コードタクトを連結子会社化

文◎原田果林(編集部) 2020.01.28

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NTTコミュニケーションズは、授業支援システム「schoolTakt」を展開するコードタクトを連結子会社したと発表した。NTTコムの「スマートエデュケーション」を推進し、将来的には新たなデータ流通ビジネスの展開も目指す。


NTTコミュニケーションズ(以下、NTTコム)は2020年1月28日、授業支援システム「schoolTakt」を提供するコードタクトの株式取得を完了し、連結子会社化したと発表した。

NTTコムでは、デジタルトランスフォーメーションの推進やデータの利活用によって社会課題を解決し「Smart World」を実現する取り組みを行っており、昨年10月に5つの推進室を発足した。このうちの1つに「スマートエデュケーション推進室」があり、コンサルティングから校内環境の整備、デジタルコンテンツの提供など一気通貫でサービスを提供しているという。

 


昨年10月に5つの推進室を発足


NTTコミュニケーションズ スマートエデュケーション推進室長の宮川龍太郎氏は、「Smart Education」の目指す姿について「教育をめぐる社会的な課題に、学力格差の是正や教員の負荷軽減、不登校・いじめの抑止などがある。これらをICTで解決していきたい」と述べる。

 


NTTコミュニケーションズ スマートエデュケーション推進室長 宮川龍太郎氏

 

具体的な取り組みとして、①いつでも・どこでも所得に関係なく学ぶことができるプラットフォームの提供、②個人のやりたいことや習熟度に応じたテーラーメイド型の教育の提供、③個人の心身の状況やクラス全体の状況を可視化することで、教員に早めにアラート上げる仕組み作り、④個人の学習や行動履歴を蓄積・分析による新たなデータ流通の価値、市場の創出を挙げた。

 


このうち①と②については、多様なデジタル教材を提供する学習系パブリッククラウドサービス「まなびポケット」を提供しており、今回子会社化したコードタクトの「schoolTakt」もこのプラットフォーム上で提供される。まなびポケットを通じて蓄積される行動や学習のデータを取得、分析することで児童生徒、教員だけでなく教材開発会社などへもフィードバックができると構想している。

 






③については、schoolTaktのコミュニケーションログ分析機能などを使い、授業状態や人間関係を可視化することで、クラスや授業に馴染めていない生徒の早期発見を目指す。

 



同氏は、④を中長期的な目標だと前置きしたうえで、「データの収集・分析してフィードバックすることに価値が見いだせれば、学校外の塾や予備校、個人の学習にも役立つのでは。将来的には教育分野以外の、ヘルスケアやワークスタイルといった他の推進室が集めたデータとかけあわせ、児童生徒が『やりたいこと』を実現するためのサービスリコメンドもできるようにしたい」と、新たなデータ流通ビジネスの実現に意欲を示した。

 


 

また、政府が教育のICT化を支援する「GIGAスクール構想」についても触れ、「我々にとっても各自治体をお手伝いできる大きなチャンス。真のICTの利活用が進むように全力で支援したい。デジタルコンテンツの配信含めて総合的にやっていきたい」と思いを語った。

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