国内ローカル5Gは2025年に3000億円 JEITAが5Gの世界需要見通しを発表
JEITAは、電子情報産業の世界生産見通しと、5G/ローカル5Gの世界需要額見通しを発表した。電子情報産業の世界生産額は2020年には3兆807億ドルと過去最高になる見込み。ローカル5Gは2020年に立ち上がり、国内では2025年に3000億円に達すると予測した。
電子情報産業の2019年、2020年の世界生産額電子情報技術産業協会(JEITA)は2019年12月18日、電子情報産業の世界生産見通しを発表した。
電子情報産業の2019年の世界生産額は、前年比1%増となる2兆9219億ドルになる見込み。
データ利活用の高度化・自動化が進んだことでソリューションサービスが好調となったが、世界経済の先行き不透明感の拡大に伴う投資抑制などにより、電子部品や半導体が対前年を下回ると見ており、世界生産額は微増にとどまると予測した。
一方、2020年は引き続き先行きに懸念はあるものの、世界各国での5Gの進展やIT投資の拡大が期待できることから、3兆807億ドルとなり、過去最高を更新する見通しだ。

電子情報産業の2019年の世界生産額
5G/ローカル5Gの世界需要見通し
さらに、「注目分野に関する動向調査」として、5G/ローカル5Gの世界需要見通しについても発表した。
5G市場の世界需要額は年平均63.7%増で成長し、2030年には
168.3兆円となり、2018年と比べて約300倍に拡大する見込みだ。

5G市場の世界需要額見通し
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