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5G NR シグナリングテスタ(基地局シミュレーター)の「UXM 5G」
韓国で発売されている5G対応スマホ「Samsung Galaxy S10 5G」が
シールドボックスに格納されてテストされている
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テスト結果を示す画面。赤枠で囲ったうち 左側がLTE、右側がサブ6GHz帯(5G)を示しており どちらもCONNECTEDと表示されている
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徳田氏はもう1つ紹介してくれた。それが信号発生装置「M9384B VXGマイクロ波信号発生器」である。「先ほどのUXM5Gは端末などの完成品をプロトコルレベルで通信できるかテストする。信号発生装置はアンプなどの部品に信号をあててテストする装置で、物理層までのテストに使われる」。こちらは各部品のメーカーが幅広く利用しているという。
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5Gの信号発生装置「M9384B VXGマイクロ波信号発生器」
1MHzから44GHzまで、最大2GHzの帯域幅を占有した
場合の信号などをテストできる |
最後に、無線技術ではないが、キーサイトブースでにぎわっていた製品を1つ紹介したい。DC電源の「E36200A」である。
説明員を務めているキーサイト・テクノロジーの小宮博之氏は「例えば車のパワーウィンドウなど、電気回路とモーターで駆動するモジュールにどれくらいの電力が必要なのかをテストできる」と説明した。
特徴的なのはマルチメーター機能が搭載されていること。小宮氏は「近年は省エネの影響もあり、モジュールがどれくらい電力を消費するのかを気にしているユーザーも多い。ただ、通常はマルチメーターと電源は分かれており、現場ではつなげるためにわざわざ別のものを用意している。弊社は測定器メーカーとして、μAまで高精度に測れるものをお出ししている」と話した。
DC電源のE36200Aシリーズ |
同社のブースではこの他にもIoTネットワーク用のテストソリューションが多数公開されていた。