ソフトバンクとトヨタ出資のMONET、オンデマンド通勤シャトルのMaaS実証実験を三菱地所と

MONET Technologies(MONET)と三菱地所は2019年2月18日、MaaS(Mobility as a Service)による移動時間の変革に関する実証実験を開始すると発表した。MONETはソフトバンクとトヨタ自動車が共同出資して2018年10月に設立したモビリティサービス企業。

実証実験は、東京・丸の内エリアで働くビジネスパーソンやワーキングパパ・ママを対象に、2月26日から3月22日にかけて実施される。参加者は、スマートフォンのアプリケーションで選択した場所から勤務地付近までを「オンデマンド通勤シャトル」で送迎してもらえる。

オンデマンド通勤シャトルの車内には、Wi-Fiや膝上テーブルなどが設置されており、移動時間を働く時間や、保育施設の利用者が子どもと快適に過ごす時間に変えることが可能。サービスのニーズやオペレーションの検証に加え、車内で軽食などを販売するなど、車内空間を活用した新たなサービスの可能性についても検証する。

MONETと三菱地所は実証実験の結果を踏まえ、自動運転時代を見据えて通勤だけではなく、商業施設や空港への移動など様々なシーンにおけるモビリティサービスの事業化について検討を進め、時間や空間に縛られない街の実現を目指すという。

車内イメージ(ビジネスパーソン向け車両)

車内イメージ(ワーキングパパ・ママ向け車両)

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